法人について

About us

法人概要

社会福祉法人帯広福祉協会は、「障害児入所施設 つつじヶ丘学園」と「障害者支援施設 愛灯学園」の2つの施設を設置・経営しており、各施設において短期入所サービスも提供しております。また、指定共同生活援助事業所(共同生活援助)を10ヶ所開設・運営、障害児通所支援事業所(児童発達支援並びに放課後等デイサービス)を1カ所開設・運営しております。

その他、就労継続支援B型事業所、居宅介護事業所もそれぞれ1カ所運営しております。

障害児入所施設とは、知的障害のある児童が入所して、保護するとともに独立自活に必要な知識・技能を有することを目的として設置されています。現在、つつじヶ丘学園は十勝管内では唯一の知的障害児を主とした障害児入所施設となっております。

障害者支援施設とは、18歳以上の知的障害のある方が入所して、保護するとともに、その更生に必要な援助及び訓練を行うことを目的として設置されています。現在、帯広市内には、愛灯学園を含め、4つの障害者支援施設(入所)があります。

指定共同生活援助事業所は、地域の中でグループ生活をする知的障害のある方に、日常生活における支援等を行い、その自立生活を助長することを目的としております。

就労継続支援B型事業所とは、通常の事業所に雇用される事が困難である方に対し、就労の機会や生産活動等の機会の提供、またその他の就労に必要な知識及び能力向上のための訓練・支援を行う事を目的としています。

居宅介護事業所は、介護が必要な方の自宅に訪問し日常生活の支援をするサービスで食事や入浴等の身体的介護から調理・洗濯といった家事援助等多岐に渡ります。

学園訓

叡智

利用者の処遇(支援)には、職員ひとりの力には限りがある。叡智を集めて事に当たり、チームワークの大切さを自覚する。

愛情

利用者に正しい愛情を持つ。特に処遇(支援)については、何が正しい愛情なのかを充分に知って当たることが不可欠である。

探求

事象には原因があり、結果がある。単に事象のみから判断して処遇(支援)してはならない。

沿革

本園の源は、障害者教育の場として、大正末期札幌に創設された北海道吃音矯正学院です。以来、盲唖・聾唖・盲の学校として多くの卒業生を地域社会に送り出してきました。

戦後、児童福祉法の制定に伴い、聾唖児の福祉施設として昭和27年国の認可を受けました。昭和40年には、聾唖児施設から知的障害児施設に内容を変更しましたが、本園の歩んできた特殊性から、聾唖知的障害児を主体としてきました。

昭和54年に知的障害者施設を設置し、平成元年には通所部門を開設、平成7年以降グループホームの開設、地域療育センターの指定などを経て、現在に至っております。

大正14年7月6日 北海道吃音矯正学院近藤兼市氏により設立。
昭和2年3月3日 私立札幌盲唖学校として道庁の認可を受ける。
昭和6年12月28日 私立札幌聾唖学校、私立札幌盲学校の二校にし、文部大臣の認可を受ける。
昭和10年3月3日 特種教育と福祉の研究会発足、特に虚弱あるいは処遇困難にある児者の教育と福祉のために別科を札幌聾学校内に設置。研究室も併設する。
昭和12年7月7日 別科の特に重度児者のため特別学級を設ける。
昭和12年9月30日 ヘレンケラー女史の来道を期して札幌において、特種学級と福祉の研究会で職業指導施設を整備する。
昭和12年10月1日 指導施設を北海道大演習の際、勅使御派遣を賜り、40分間に亘り詳細御高覧の栄によくする。
昭和16年11月3日 釧路の糖路湖畔に聾唖職業研究所を設置、札幌聾唖学校農芸部も併置する。
昭和18年11月3日 十勝御影村石山に糖路湖畔の回復者のアフターケアーと聾唖者の楽土を目的とし、北海道聾唖農志塾を創立(昭和20年3月に御影村平和に移転)
昭和20年7月5日 札幌空襲必至となり強制疎開の命を受ける。
昭和20年7月6日 222名の聾・唖・盲生、十勝御影村平和の北海道聾唖農志塾及び他の施設に疎開する。
昭和22年9月16日 第2回ヘレンケラー女史来道の際は、札幌三越デパートに於ける作品展示会、演劇、接待等の一切を農志塾の聾唖者が行い、その作品を贈呈する。
昭和22年9月22日 十勝の御影山麓を襲った台風で収容施設120坪、教育施設80坪、その他全壊する。
昭和22年10月5日 御影羽田桐に農志塾の家庭園と称し、児童の教育施設と収容施設を復旧する。
昭和23年10月1日 疎開した札幌聾唖学校の普通学級を道に移管。
昭和25年2月1日 家庭園を児童福祉施設として知事の認可を受ける。
昭和26年1月10日 財団法人北海道聾唖農志塾として知事の設立認可を得る。
昭和27年5月8日 社会福祉法人御影学園として組織を変更し、厚生省の認可を受ける。同時に児童福祉施設家庭園を聾唖児施設御影学園と名称変更する。
昭和29年11月6日 聾唖児施設御影学園火災により全焼する。
昭和29年12月1日 帯広市東8条南7丁目にて仮園舎を設置、事業を開始する。
昭和32年7月30日 帯広市西16条北1丁目に園舎復旧新築完成事業を開始する。
昭和33年10月22日 社会福祉法人みかげ学園と名称を変更、定款一部変更、厚生省の認可を受ける。
昭和38年4月3日 昭和32年完成の施設火災のため収容施設全焼。仮収容棟を設置し事業を開始する。
昭和38年12月30日 帯広市西25条南4丁目8番地に、共同募金会道費補助によりサービス棟を改築。
昭和39年12月28日 収容棟の増築(共同募金・市助成金・道費補助)
昭和40年3月1日 園舎完成、精神薄弱児施設みかげ学園開園。聾唖児施設から精神薄弱児施設に内容変更となるが、本学園の歩んできた特殊性を尊重し聾唖精薄児を主体とする。
昭和40年10月30日 指導棟の増築(共同募金・お年玉年賀はがき補助)
昭和46年8月1日 精神薄弱児施設みかげ学園をつつじヶ丘学園と名称変更。
昭和47年9月30日 つつじヶ丘学園職員宿舎を清水基金補助により新築。
昭和47年9月30日 つつじヶ丘学園屋内体育館を日本船舶振興会補助により新築。
昭和52年3月22日 重度年少指導室を増改築。
昭和54年6月1日 つつじヶ丘学園の定員を60名より50名に変更。同時に同法人経営の精神薄弱者更生施設いずみ寮の認可を受ける。(定員30名)
昭和55年6月1日 国庫補助により入所棟の新築を行い、名称を愛灯学園と変更、10名の定員増を行い40名定員とする。
昭和58年4月1日 愛灯学園の定員を17名増員して57名定員とする。
昭和63年12月17日 国庫補助によりつつじヶ丘学園改築移転。
平成元年4月1日 社会福祉法人みかげ学園を社会福祉法人帯広福祉協会に法人名を変更。精神薄弱者更生施設愛灯学園に通所部門を開設(定員10名)
平成2年10月1日 道より地域療育センターの指定を受け、地域療育事業を開始。
平成4年3月10日 国庫補助により愛灯学園に重度棟増築。
平成5年8月5日 中央競馬社会福祉財団の助成を受け、療育訓練科作業棟を改築。
平成6年6月20日 グループホーム「フォーライフ」を開設(定員4名)。〔無認可〕
平成6年7月27日 中央競馬社会福祉財団の助成を受け、織物科作業棟を改築。
平成7年4月1日 グループホーム「フォーライフ」として知事の指定を受け事業を開始する。
平成7年5月1日 愛灯学園の通所部定員を5名増員して15名定員とする。
平成7年8月28日 中央競馬馬主社会福祉財団の助成を受け、窯業科作業棟を新築。
平成9年2月28日 グループホーム用居宅新築
平成9年4月1日 グループホーム「伏古」を開設(定員4名)。〔無認可〕
平成9年10月1日 グループホーム「伏古」の知事指定を受ける。
平成9年12月15日 つつじヶ丘学園(道単独整備補助)及び愛灯学園の上水道化。
平成10年1月10日 競輪(日本自転車振興会)の補助を受け、地域交流ホーム「虹」を新築。
平成10年6月25日 高規格自動車道工事に伴う作業棟(椎茸・養鶏・農耕)の一次移設を行う。
平成11年4月1日 法律改正により、精神薄弱児施設を「知的障害児施設」に、精神薄弱者更生施設を「知的障害者更生施設」に改める。
平成12年3月1日 道費補助を受けつつじヶ丘学園のボイラーを更新。
平成12年11月30日 高規格自動車道工事完了に伴い作業棟(養鶏)を二次移設する。
平成13年4月13日 社会福祉法改正に伴い第二種社会福祉事業として、児童短期入所事業・障害児相談支援事業・知的障害者短期入所事業・知的障害者相談支援事業を追加し定款の変更を行う。
平成14年5月23日 日母おぎゃー基金により全自動乾燥機・寝具乾燥機の贈呈をつつじヶ丘学園が受ける。
平成15年4月1日 障害者の福祉制度が「措置費制度」から利用者本位のサービスの提供を基本とした「支援費制度」へと改革される。
平成17年3月31日 平成2年度より行ってきた、地域療育センター事業が終了。
平成17年4月1日 児童デイサービス「ひまわり」を開設(定員11名)。
平成17年5月1日 グループホーム「コスモス」を開設(定員4名)。
平成17年8月10日 北海道の委託を受けて、発達障害者支援道東地域センターきら星を開所。

組織図

アクセス

社会福祉法人 帯広福祉協会

住所 〒080-2475 北海道帯広市西25条南4丁目10番地2
TEL 0155-37-5777(代表)
FAX 0155-37-5783

車でお越しの方

  • JR帯広駅より 約20分(約8.2km)

バスでお越しの方

  • バス停「つつじが丘霊園前」から徒歩 約7分
    十勝バス【17】帯広陸別線